接客業の仕事は、お客様と関わり人と接することが大切な仕事になります。
お客様と関わる仕事なので、人とお喋りすることが好きな人にぴったりの仕事です。
しかし、『人と喋ることが好きな人が接客業に向いてるのか?』というと、答えはNOです。
接客業には、人とおしゃべりしてコミュニケーションを図ることも重要なのですが、大切なことは『その場の空気を読むこと』『丁寧な会話をすることができる』『お客様が求めていることを察することができる』…etc といったことも求められてきます。
そして、接客業というのはアクシデントが多く起こります。
アクシデントが起きたとしても、平静を保ち・臨機応変に対応することはできる人が接客業には向いてる仕事です。
この記事では、『接客業に向いてる人・向いていない人』や『転職の進め方』『あなたに向いてる仕事の診断方法』をご紹介していきます。
接客業とはこんな仕事
接客業とはお店のサービスや商品を専門知識を元に、人と関わりコミュニケーションをして売り上げをあげる仕事です。
突然のアクシデントやお客様からのクレームにも柔軟に対応しなければいけないので、臨機応変に立ち回ることが大切です。
接客業に求められるところ
お客様が何を求めているかを汲み取ることが求められます。
言われたことだけ淡々とこなしているだけでは良くも悪くも普通なので、良い接客を目指したいのであれば、相手の期待を上回る必要があります。
そのため、相手がなにを考えているのか?を考えて+αの対応をすると、「気が利くね!こんなこともしてくれるの!」と印象に残ります。
接客業には向き不向きがある
接客業を仕事にする上で、向き不向きが出てくるのは言うまでもない事です。
接客業で人と関わる仕事です。
そのため、『人が苦手で内向的・打たれ弱い・感情がすぐ顔に出る』のような方には接客業には向いていないです。
逆に『人と接するのが好き・社交的・愛想がいい』人は接客業はぴったりの仕事だと言えるでしょう。
次に『接客業で向いてる人・向いていない人』を掘り下げてご紹介していきます。
接客業に向いてる人とは
向いてる人1:人と関わるのが好き
人が好きであれば、 接客業はあなたに向いています。
とはいえ、友人や知り合いなどではなく初対面の方にも人見しりしないで明るくコミュニケーションが取れる人が接客業に適しています。
自分は人が関わるのがそんなに好きではないかたでも向いてる可能性もあります。
どうしてか、道を尋ねられたり、周りからよく相談に乗ってくれと頼まれている人も、実はあなたが認識していないだけで、印象が良くとっつきやすそうと周りから好かれる雰囲気があるので、人と関わることがそんなに好きでない方もこう言うことがあるか思い返してみてください。
向いてる人2:細かいことにも丁寧に取り組む人
向いてる人3:話しがうまくて、聞き上手な人
接客業に向いてる人は、人と話すことが好きで、相手の話をよく聞く人だということです。
しかし、相手に一方的に自分の話ばかりする人が話の上手い人で接客業が向いてる訳ではないのです。
聞き上手になるためには『相手が求めること』について考えることが重要です。
すでに分かりきっていることですが、基本的に、人は他人の『自分の話』には興味はないんです。
みんな『自分の話』に興味があるのは自分だけなんです。
接客業で、喋りがうまく聞き上手になるには、相手のことを常に考えます。
話をしている中で、相手が求めるのは、『共感の仕草や言葉・相づち・その話の質問』だけなんです。
それしか相手は求めていないということを意識しておくと、聞き上手になるかと思います。
向いてる人4:前向きで行動力がある人
接客業は、仕事が立て続けに入ってくるので忙しいため、頭の中を整理して仕事を実行していくことが必要になってきます。
つまり、忙しくても萎えるのではなく、前向きな性格で実行力がある人が接客業に向いています。
アパレルなどのお店だと、忙しい時間が変わってきます。
そのために、忙しい時間になる前に簡単な作業をしたり、優先順位を決めて効率よく行動して行かないといけません。
仕事が忙しいから萎えるのではなく、いかに前向きに効率よく行動できるかが大切です。
向いてる人5:挨拶がきちんとできる
接客業だけではなく、他の仕事にしても言えることが、お客様が入店した時に元気ハツラツと『いらっしゃいませ』などと挨拶ができる人が向いています。
当たり前だろ!と思いますが、実は元気よく挨拶をしてくれる店員さんって意外といないんです。
元気が無く暗い挨拶をされると、お客様側としても購買意欲もなくなり違うところで買おうと思ってしまうものです。
それほど、挨拶は大切なんです。
そして、挨拶はアルバイトや後輩社員が入社した時に一番最初に教えるものなので、自分が挨拶をできないのであれば教えることなんてできないですから上司からの評価もなくなる事でしょう。
このことから、挨拶が元気よくできるかと言うのは、接客業に向いてるかをジャッジできる一番のポイントだと言えるでしょう。
接客業に向いていない人とは
向いていない人1:無口な人
向いていない人2:嫌なことは人任せな人
これに関しては、お客様に嫌われるよりも同僚に嫌がられる対応になります。
接客業は飲食店の場合だと、フロアでの接客の他に雑務で皿洗い、ゴミ捨てなど誰もが嫌がることを誰かに押し付けてしまう人がいます。
こういった人は、同僚から嫌われてしまいます。
フロアや洗い物は雑務だと思うのではやめて、こういう風に思ってはどうでしょうか?
フロアはお客様が過ごす場所を作り出す仕事で洗い物はお客様が口にされる食器等を扱う大切な仕事。
それらが全てが接客に繋がるので、雑務だとしても人に押し付けないで、仕事をすることいいです。
向いていない人3:クレームが苦手な人
クレームを受けるのが苦手な人は接客業には向いていない人です。
先ほども説明した通り、接客業をしていると様々なお客様が来店されるので、いい加減で悪質なクレームをつけてくる人が多いです。
クレームを受ければ、当然こちら側は『こちらの不手際で申し訳ありません』と謝罪しなくてはいけませんが、くれぐれもクレームをつけてくるお客様に対して、反論したり・嫌な顔をしてしまう人は接客業には向いていないと言えます。
接客業は好きだけど、クレームを受けてしまいがちと言う方は一度、下記の記事を読んでみてはどうでしょうか。
![[接客業がつらい!]クレームを名指しで受けた時に効果的な対処法](https://romog.jp/wp-content/uploads/2019/07/pixta_33848456_M-160x160.jpg)
クレームを受けることが苦手なのであれば、我慢しないで他のクレームがないような仕事に転職することも考えた方がいいでしょう。
向いていない人4:体力に自信がない人
接客業をする上で必要なのはコミュニケーションよりも体力が大切だと思っています。
接客業で体力がいるの?と思った方もいるでしょう。
接客業はまさにスポーツよりも動くこともあり、お客様が来店すれば駆け寄り接客をして、皿洗いや清掃などの雑務でものすごく疲れてしまうものです。
そのため、体力に自身がない人は接客業に向いていないので、そのまま続けても周りの人たちについていけなくなり辛い思いもするでしょう。
ただ、体力がない人でも向いてる仕事と言うのは必ずあるので一緒に探していきましょう。
向いていない人5;接客業にやりがいが感じられない
接客業をする上で、売り上げ目標を達成するために努力ができない人ややりがいを発見することができない人は向いていないです。
接客業だと、アパレル・飲食店などの場合は、一日の目標売り上げを提示されるため、達成するために目標を成し遂げようという姿勢やガッツが入ります。
そのため自分なりに毎日の仕事の中で、接客業のやりがいを探さなければ、モチベーションも上がらず目標達成もすることはできません。
例えば、『同僚より多くの商品を売る』『自分のお客様を増やす』など簡単なことから意識して接客業へのやりがいを探してみてはどうでしょうか。
20年以上、求職者を転職成功に導いてきたからこそ、安心と信頼性が高い診断サービスと言えるでしょう。
まとめ
この記事では、接客業に向いてる人・向いていない人の例をご紹介しましたが、あなたはどうだったでしょうか?
接客業は高校生のアルバイトでもできる簡単な仕事と勘違いされがちですが、社会人で正社員などの接客業においてはコミュニケーション能力だけでなく、気配りやアクシデントが起きても臨機応変に対応できる柔軟性などが求められてきます。
いま、接客業に働いていて悩んでいる方やこれから目指したい方は一度、仕事診断サービスで確認して欲しいです。
その結果であなたが接客業に向いてるのか向いていないのか調べて、これからどんな仕事をしていくのか考えてみてください。