最近は20代前半の世代の離職率が高まっています。
20代前半の若者の社会経験のなさに漬け込んで、安い労働力を確保しようとする、いわゆるブラック企業と呼ばれる会社も後を絶たず、社会問題化していますよね・・

精神的に追い詰められて鬱になった経験があります
「仕事は3年続けろ」なんて言われていますが、続けなくて大丈夫です。
「続けても意味がない仕事」「精神や身を擦り減らす職場に身をおくこと」を正当化するべきではありません。
そもそも20代で一つの会社でしか経験がない人は「社会とはこんなものか」と我慢する。
よく考えてほしい。
僕たちは、何のために生きているのか?
仕事をするために生きている?
居心地の悪い場所でひたすら我慢するために生きている?
僕はそうではないと思う。
生きるための手段が仕事です。
仕事に高いモチベーションを求める人もいますが、より良い社会にとって意味のある仕事、スキルが身に着き成長できる仕事でなければ意味がありません。
この記事では「こんなときは我慢しない方がいい」「会社を辞めることや転職という選択肢も考えてほしい」という事例をいくつかご紹介します。
1つでも該当する方は、要注意です。
チェックしてみてください。
目次
チェックポイント01:日曜の夜になると体調が崩れる、眠れない
日曜の夜になると、翌日から始まる会社生活に対する拒否反応から、体調を崩すケースがあります。

サザエさん症候群ですね・・
月曜から地獄の日々が始まると思ったら憂鬱になる。
一度や二度であれば偶然かもしれませんが、毎週体調を崩すようであれば、精神的なストレスから来る体調不良と考えるべきです。
そして日曜の夜、寝付けなくなると最悪。
寝不足のまま嫌な仕事をすることになる・・
この症状が出る場合、職場のストレスによって健康を害していることを、まずは自覚しましょう。
その上で、自分はどうしたいのかを冷静に考える必要があります。
「我慢して会社勤務を継続するのか」「転職をして環境を変えるのか」
このケースで判断が難しいところは「会社・仕事から逃げ出すべき」とは言い切れないこと。
例えば、入社間もない時期で、自分にできる業務が少なく肩身が狭い思いをすることは、誰にでもある話。
何か新しい環境に身を置いたとき、環境適応に多かれ少なかれ時間を要するのは、全ての人に共通しますよね。

先輩からめっちゃ怒られる・・

それはあなたに対する期待の裏返しかもしれんよ。
期待をしているからこそ、不足を指摘してくれている場合も少なくありません。
この場合はむやみに逃げ出すことは得策ではありません。
仮に転職するなど、環境を変えたとしても、高い確率で同じことが繰り返されます。
ある意味、自分自身に原因があるパターンです。
一方、会社側に原因があるパターンもあります。
例えば、パワハラやセクハラなどの被害に遭っているケース。
放っておいても状況が改善する可能性は低いため、今すぐにアクションを起こすべきです。
「信頼できる同僚に相談をする」「会社の内部通報制度を利用する」など、勇気を出して声を上げた方がいい。
それでも改善の糸口が見えない場合は「退職・転職」も選択肢に入れよう。
チェックポイント02:将来使えるスキルを得られるチャンスが皆無
将来使えそうなスキルが得られる仕事が全くないと感じる場合です。
仕事をする目的の一つは「将来にわたって仕事をして対価を得るために必要なスキルを得ること」です。
世の中の変化のスピードは、年々早くなっています。
勤務先の会社が突然破産してしまう可能性もあり得る。
今ある仕事は、来年からもう要らないと言われる仕事かもしれません。

大手企業サントリーが定年45歳宣言をしていましたよね・・
それでも僕たちは生きていかなければなりません。
そのとき支えになるのが、それまで蓄積してきたスキルや経験です。
全ての仕事に共通して言えることは、真摯に仕事に向き合いさえすれば、何かしらのスキルや経験が得られる。
しかし、そのスキルが必ず将来にわたって社会から必要とされるスキル・経験であるかどうかは、疑ってみる必要がある。
今必要とされているスキルは、10年後にはロボットが、100倍のスピードと100倍のクオリティで、さらに24時間稼働で片づけてしまう類の仕事かもしれない。
今、丸一日かけてやっている仕事は、20年後にはAIが1秒で片づけてしまう仕事かもしれない。
そもそも社会構造や人の価値観が変わって、その産業自体が無くなる可能性もある。

AI時代に代替されない仕事に転職を考えた方がいい
こうした可能性について考え始めるとキリがありませんが、自分のスキルや経験がもう要らないと言われてしまうリスクは客観的に認識しておくべきです。
その上で、将来使えそうなスキルを選び得ようとする努力を続けていきましょう。
もし勤務先の会社の業務の延長で得られる知見・スキルが、将来的に活きてくるイメージが全く湧かない場合は、
積極的に部署異動や転職、別の働き方を考えてみるべきです。
次に、俗に言うブラック企業の可能性が疑われるケースについて、代表的なポイントをご紹介していきます。
チェックポイント03:名目上の給与体系と実態が異なる会社
募集要項記載の基本給・ボーナスがもらえない、いつまで経っても研修期間が終わらない。。。
会社側にも言い分があるかもしれませんが、その理由を聞いてもなお納得のいかない場合は、
一度冷静にその勤務先で働き続けることが本当に良いことなのか、信頼できない会社に属する人生で良いのか、振り返ってみるいい機会です。
チェックポイント04:管理職が夢や希望、気合いなどの
情緒的な言葉で鼓舞する会社
管理職がやたらと夢や希望、気合い、情熱という情緒的・感情的な言葉を連呼して、自社の存在の正当性や重要性を説く場合も要注意です。
従業員をある種の洗脳によってコントロールする姿勢の表れかもしれないからです。
チェックポイント05:若手先輩社員の情緒が不安定な会社
若手の先輩社員の様子を観察してみてほしい。
喜怒哀楽が激しかったり、上述の情緒的な言葉ばかりを発していたりするケースは要注意。
会社と社員の関係が、公平・対等なものか、
抑圧や洗脳によって維持されているものか、という視点で確認してみましょう。
チェックポイント06:決算・業績情報を社員に公開しない会社
決算や業績に関する情報を社員に公開していなかったり、その話題自体がタブーになっていたりするケースです。
会社勤めは、ある意味で長い航海のようなもの。
会社を船に例えてみると
乗っている船の進路やスピードがどうなっているか、エンジン・計器類が壊れていないか、船の進路に身を委ねている乗組員として気になるのは当然のこと。
ましてや船の進捗状況によって、自身の給料や会社の未来が変わり、人生に多大な影響を及ぼすわけですから、まさしく死活問題。
チェックポイント07:事業モデルの全容が見えない会社
事業モデルの全容が見えないケースです。
入社後、何カ月経過しても、自社がどのようなビジネスモデルによって利益を上げているのか、誰が顧客でどのような価値を提供して喜んでもらえているのか、全容が見えてこないケースは要注意です。
例えば、反社会的な組織とつながっていたり、詐欺まがいのビジネスであったりする場合には、会社は意図的に事業モデルの全容を従業員に見せないようにしている。
全てを知ってしまうと従業員のモチベーション低下がもたらされ離職率が高まり、通報される危険があるからです。
世の中には腐るほど会社がある
いざとなれば転職という手もある
特に入社後間もない20代前半方は1社しか経験したことがないので、比較対象する会社がありません。
ぜひ、世の中には実に多くの会社と仕事があること、会社との相性が悪いのであれば他の選択肢が無数に存在することを知ってほしい。
現状の会社に満足していなくても、「そんなに簡単に決断できない」「会社に不満もあるけど、好きなところもある」という方は、ぜひ転職サイトへの登録(無料)をオススメします。
実際に転職活動を開始するかどうかはさておき、無料で転職サイトに登録しておくだけで、多くの情報が手に入りますし、
何よりいざとなったら自分には転職という選択肢が残されているという意識を持つことで、厳しい現状に対して少し余裕を持って対処できる心の余裕が生まれます。
第二新卒の方におススメの転職サイトは、
マイナビジョブ20’sです。
マイナビジョブ20’sは、株式会社マイナビが運営する唯一の20代専門サービスです。
無料登録をするだけで求人検索が手軽にできるので、一度サイトを覗いてみてほしい。
また、キャリアカウンセリング、内定後の入社交渉の代行まで、転職活動の「始めから終わり」まで徹底サポートしてくれるサービススタンスが、多くの20代転職希望者の好評です。
まとめ
以上、「こんなときは我慢しない方がいい」「会社を辞めることや転職という選択肢も考えてほしい」事例をいくつかご紹介しました。
もし一つでも当てはまるチェックポイントがある方は、注意が必要です。
同じ会社に3年いても、得られるものと得られないものがあります。
特に、20代前半の方は第二新卒という肩書きをつけてもらえる間に別の選択肢を検討してみると、違った人生設計が見えてきます。